読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

デザイナーの頭ん中

「滑走路のために」からブログ名変更しました

来たるべき未来のために

 

入社して3年がたちました

今の会社に新卒で入社して丸3年が経った。

会社員で空間デザイナーをしている。

 

 

f:id:andy0330:20170403220249g:plain

 

3年仕事していると仕事がわからなくてあたふたするのもとっくに落ち着いて、冷静に周りが見えるようになってくる。降って来た仕事に対して「やらなきゃ!」って脊髄反射的に反応するのではなくて「これやる意味あんのか?」とか「これってもっと根本的にシステムをこうしたら労力半分で済むのに」とかあれこれ考えるようになる。

 

会社の内線も心臓に汗かきながら取ってたのに気づけば「はいはーい」とか言いながら取ってる自分がいるし、とにかく人間ってちゃんと環境に順応できるように出来てるんだなって勝手に関心した次第。

 

あとは結構同僚もぼろぼろ辞めていって、上の人が結婚退職とか転職でいなくなるし、下は下でどんどん入って来て色んな人に敬語を使われ始めるわで、気づけば「前からこの会社にいる人」の部類に入っている自分が出来上がっていてびっくりした。

ここまでプロローグね。

 

 

新しい世界がやってくる

そんな折、僕は漠然とした不安を感じていた。

「このままで大丈夫なわけない」というとにかく漠然なものだったが。

 

これから間違いなく新しい世界がやってくる。

いやいや、AIのロボット(それこそドラえもんみたいなやつ)が登場するのなんてまだまだ先でしょと思うかもしれないけどそうでもない。世界中がインターネットで繋がってクラウドであらゆる物事を共有できるようになった現代では、全ての物事が今までとは比べ物にならない速度でやってくる。具体的には20年後には何もかもが変わっていると僕は考える。

 

これから未来で起きることは(リンダ・グラッドンは2025年の未来と表現している)

産業革命並みの変化を世界にもたらすだろうと言われている。

 

コンピューターのコストが下がりITインフラが途上国でも整備されることで

世界の50億人がインターネットで繋がる。

クラウドも普及して最先端のテクノロジーが世界の隅々まで行きわたる。

結果生産性が向上し続けて、24時間365日眠らないグローバルな世界が生まれる。

そしてAIが飛躍的に成長してあらゆる分野でロボットが労働者に取って代わる。産業革命のときみたいに大量の失業者が出る。同時にインドと中国の人口が増え続けて経済成長し続けて、インドは世界のバックオフィスとして、中国は世界の工場としてスタンダードになる。あるいはなりつつある。これによって日本の会社員はAIとインド人と中国人にめっちゃ仕事を取られて失業者が出まくる。

 

会社に行って仕事をする。給料日にお給料が入る。

そんな当たり前の日常は20年後にはないかもしれない。

僕はなくなると思っている。

 

ただでさえなくなりかけているエネルギーが将来的に枯渇して、同時にインドと中国の経済発展によってエネルギーの需要が跳ね上がるから交通のコストが高騰する。

つまり、モノが動かなくなる。

インターネット・クラウド上の情報・データのような重さのないものはびゅんびゅん世界中を飛び回って、モノや人のような重さのあるものが容易に移動できなくなる未来もすぐそこまで来ている。移動コストが上がればテレワークのような働き方が推奨されるようになるし、そうなると日本の仕事の価値観も大きくシフトしていくだろうと思う。

 

なぜ働くのか

これと並行して働く意義みたいなものも大き揺らいでいる。これはすでに今の就活世代に起きていることだけど、「さとり世代」というか、「安定して働けて、給料が少なくても自分の時間が取れればいい」という価値観が広まれば日本の経済成長率が下がる。

かといって従来の大量消費主義・資本主義的な発想で「働いたお金でモノを買おう!」とはいかなくなってくる。モノを買ってモノに囲まれる生活が必ずしも幸せをもたらすわけではないことを僕たちはもう知ってしまったからだ。

 

「生きていくことができる」程度の生産活動がもはや機械によってなされる時代のことを考えると、ベーシックインカムの話になっていくのは当然の流れだと僕は思っていて、ベーシックインカムが本格的に導入されたとき、ぼくたちはなぜ働くのかという問いに(もう一度)放り出されることになると思う。

 

WETな備忘録

 

真にグローバルな世界がやってくるとして、それにどう対応するのか、迎え撃つのかを考えるのも大事だし、同時に「なぜ働くのか」という根源的な問いに自分なりの答えを出さないとあやういと考えている。

 

日本人は今すぐ海外で仕事してみたほうがいいと思う。ハッピーになるためではなく、強くなるために 

WETな備忘録

 

このエントリーのこの一文が最高に刺さったんだけど、

僕たちはこれから「幸せになるためじゃなくて、強くなるために」働き方に向き合わなくちゃいけないんだと思う。向き合い方は人それぞれだろうけれど、多くの社会人はグローバル化とかAI普及みたいなキーワードから逃れられないと思うので、そうなると上記の通り「今すぐ海外で仕事してみたほうがいい」という結論に達するのはもっともだとおもう。

 

 

 

 

 この本に色々書いてあるよ

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

 

 

 今読んでいる本

海外でデザインを仕事にする

海外でデザインを仕事にする

  • 作者: 岡田栄造,鈴木元,森山茜,青木翔平,福定良佑,村上あずさ,?島泰,今村ひかる,長田喜晃,青木慶一,小林耕太,山本尚明,中山雄太,清水花笑,川島高
  • 出版社/メーカー: 学芸出版社
  • 発売日: 2017/01/25
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

andy0330.hatenablog.com

 

おしまい

広告を非表示にする